患者さんの中で、「歳だから。」といって乾燥肌をあきらめている人はいませんか。いえいえ、乾燥肌はしっかりスキンケアすれば、痒みがなく、落屑のない日常をおくることは可能です。この記事では、乾燥肌で悩んでいる患者さんに対して、ナースの効果的なかかわり方を紹介します。高齢者の皮膚の特徴を知り、スキンケア指導や基本の見直しに役立ててください。
皮膚損傷
知っていますか?スキンテア
皆さん、皮膚圧迫がかかっていない箇所にも関わらず、患者さんの皮膚が内出血をしていた・裂傷していたという経験はありませんか?
「スキンテア」という言葉をお聞きになったことはあるでしょうか?
「スキンケア」ではありません。「スキン”テア”」(Skin Tear)です。