おひとりさま女子必見!老後に必要な貯金額と貯金体質の作り方

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旅行やエステ、買い物にグルメなど、女性がひとりで楽しむ姿は全くめずらしくなくなってきましたね。

パートナーや子供に縛られない「おひとりさま」は、その自由さがとても魅力的なライフスタイルです。

けれどやっぱり気になるのは、老後のこと。特に老後にかかるお金が一体どのくらいなのか、しっかり調べたことがあるおひとりさま女子はそれほど多くないかもしれません。

65歳からもらえる厚生年金ですが、調査によると女性の平均月額は10万2千円。

現役時代の給与と加入期間で受給額は決まってくるため、女性は男性よりも額が少ない傾向が顕著になっています。

また、パートタイム・アルバイトなどの非正規雇用では厚生年金の受給資格自体がなく、受け取れるのが基礎年金だけになり、額がさらに少なくなることもあります。

一方、いわゆる「おひとりさま」、女性単身世帯の平均支出額は月15万円程度。

65歳以上の単身無職世帯では月額で2万8千円程度不足しているというデータがあります。平均寿命の87歳まで生きるとして、不足額は740万円となります。

また、忘れてはならないのが60歳から64歳までの「年金がもらえない期間」の生活費のこと。

仮に60歳で仕事をリタイヤし、4年間無職でいるとしたら、その間必要な生活費約900万円は貯蓄でまかなわなければなりません。

さらに、ずっと健康でいられるとは限りません。病気になったときの通院・入院費用として300万円程度の余裕は持っておきたいものです。

以上すべてを合計すると、

740万+900万+300万=約2000万円!

これが、老後のおひとりさま女性に必要とされる貯蓄額ということになります。

さて、あなたの貯金額、大丈夫ですか?

今回は、少しでも貯金体質になるために、お金が貯まる人に共通する習慣3つを厳選してご紹介していきます。

自分へのご褒美は最大の敵!

働くオトナ女子が大好きなもののひとつ、「自分へのご褒美」。

大きな仕事や大変な時期を乗り越えたあと、いつもは買わないようなコスメやスイーツなどでちょっぴり贅沢気分を味わおうとする気持ちはとても自然に湧き上がるものですね。

でもちょっと待って。その習慣が、貯金体質づくりの妨げになっている可能性があるんです。

そもそも、どうして「自分へのご褒美」が欲しくなってしまうのでしょうか。その理由の根底には、日常のストレスやつまらなさが潜んでいます。

仕事やプライベートがいつの間にか退屈なもの、自分にとってストレスフルなものになってしまっているからこそ、それを乗り越えたときに開放的な気持ちになり、ご褒美をあげたくなってしまう。

ご褒美で一時的には気持ちが上がるけれど、帰っていくのはまた、つまらない毎日の連続…。

これでは、「ストレスのガマン」→「ご褒美」→「日常へ戻る」→「ストレスのガマン」を延々繰り返しているだけ。

「ご褒美スパイラル」とも言える負の連鎖にハマってしまっている状態と言えます。

そんなスパイラルから脱出するためには、日常生活の改善が必要です。オーバーワークがちなら少し仕事を整理するなどして、ストレスを軽くしましょう。

無限のご褒美スパイラルから解放されたら、貯金体質に一歩近づくことでしょう。

安物買いは銭を失うと心得よ!

現代は安くてもいいものが簡単に手に入りますね。

子どもの頃にはなじみがなかった100円ショップなどはそのいい例で、値段を気にせずに買い物ができるため好んで利用する人も多いかもしれません。

とても便利な一方で、自分にとって本当に必要でないモノを衝動的に買いこんでしまうことも増えてしまったのではないでしょうか。

安いから、気軽に手に入るからと言って、何も考えずに買い物をし続けてしまっては、貯金体質からどんどん遠ざかってしまいます。

値段に振り回されず、それが本当に自分にとって必要なモノなのか?必要性や使う頻度、その商品の耐久性までよく考えてから購入するクセをつけたいところですね。

どうしても買い込んでしまうようなら、過去に買ったけれど結局使わなかったモノをリスト化してみる、激安ショップには立ち寄らないようにするなど、具体的な行動パターンを変えてみるのも効果的です。

最後の砦、「簡単に引き出せない口座」!

気軽に貯金を引き出すことができる環境があることも、ついつい不必要にお金を使ってしまう原因のひとつになります。

ならば敢えて、引き出すのに手間がかかる口座を一つ作り、貯蓄用として運用していくという方法はいかがでしょう。

ATM用のキャッシュカードは、口座開設時に作成しない設定にもできます。窓口に行かないとお金をおろせないことになり、節約にはとても効果的です。

毎月の収入から定期的に積み立てをしておけばなおよし。知らぬ間にまとまった額の貯金ができていることでしょう。

クレジットカードでの買い物がやめられないならば、カードを限度額の低いものに変えてみるのも手です。もちろん何枚も持ち歩いていたら意味がありませんから、最低限の枚数だけを財布に入れておきましょうね。

できるところから始めよう!貯金体質づくり

いかがでしたか?

女性はその不安定な雇用形態や寿命の長さから、男性よりも多くの老後資金が必要というデータが出ています。

いざとなったときに先立つものがないと不安なもの。

また、いつどんな形でやってくるかわからない人生のチャンスをお金がないことでみすみす逃してしまってはとてももったいないですね。

無理のないところから少しずつ、が長続きのポイントです。今日から貯金体質づくり、始めてみませんか?

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