毎年12月にハワイ・ホノルルで開催されるホノルルマラソン。
日本からも多くのランナーが参加し、シーサイドの美しい景色を眺めながらトップランナーからベテラン、ビギナーまで楽しめる世界最大級の市民マラソンです。
興味はあるけど42.195kmはとても走り切れる自信がない・・・という人も大丈夫!
ホノルルマラソンは意外とスローペースで完走を目指すことができるんです。
アラモアナからワイキキビーチ、ダイヤモンド・ヘッドなどの有名観光地を駆け巡るホノルルマラソンに挑戦してみませんか?
ベテランもビギナーも!ホノルルマラソンに挑戦しよう
人気のビーチリゾート、ハワイ・ホノルルで行われるホノルルマラソンは、日本航空(JAL)がスポンサーとなり毎年日本からも多くのランナーが参加しています。ホテルや航空券がセットになったパックツアーのほか、インターネットを利用したオンラインエントリーも可能なので、休暇さえ取れれば誰でも参加することができます。
でもどうしてここまで人気があるのか?その理由はコースにあります。
巨大なショッピングセンターで有名なアラモアナエリアからスタートし、観光客でにぎわうワイキキビーチ、アップダウンのあるダイヤモンド・ヘッドを抜け高級住宅街のカハラエリアへ。
海岸線を走ってハワイカイまで行き、折り返してワイキキビーチがゴールとなります。
ホノルルの有名観光地を余すことなく楽しめるコースは、走りなれたベテランだけでなく初マラソンのビギナーにとっても魅力的ですよね。苦しさよりも楽しさを体感できる素敵なコースです。
ホノルルマラソン完走に必要なペースは?
ワイキキの絶景、心地よい南国の風を感じながら走りたい!でも42.195kmは走れそうもない。
完走できず、途中でリタイアしてしまうかも・・・と心配な初心者ランナーも安心。
ホノルルマラソンは時間制限がありません。
どれだけ時間がかかっても、完走しようとする意欲さえ見られればフィニッシュ地点でスタッフが待っていてくれます。その完走率はなんと99%!
交通規制が解除された後も歩道を走ってゴールできますので、無理せずホノルルマラソンというイベントを楽しんでくださいね。ただしフィニッシュ地点でのサービスは、スタートから約9時間後に終了してしまいます。できればこれまでには完走したいところですね。
では42.195kmを9時間で走るためのペースはどのくらいでしょうか?
単純に計算してみると、42.195km÷9時間=4.68km/時となり、だいたい4km/時~5km/時ペースで走れば完走できます。
実は4km/時~5km/時とは、成人男女の歩くスピードとほぼ同じ。実際には9時間歩き続けることは難しいので、休憩など入れながら少し早歩きで時々走る程度で十分完走できるのです。
忙しくても大丈夫!簡単なトレーニング方法
歩くようなスローペースでも完走できる。とはいえいきなり参加して走るのは危険!
事前のトレーニングは必要です。
不規則な時間帯で勤務する看護師にもおすすめの、簡単トレーニング方法をご紹介します。
これからマラソンをはじめる初心者ランナーに重要なことはただ一つ。
「走ることを好きになること」です。
マラソンと聞くと、学生時代の長距離走やマラソン大会の辛い思い出が浮かんできませんか?
嫌だ、苦手だと思っていると長い距離や時間は走れません。
最初は歩くよりの少し早いペースで、音楽や周りの景色を楽しみながら走りましょう。
慣れてきたら少し長い時間、少し長い距離を走れるよう少しずつ調整していけばいいのです。
ホノルルマラソンにエントリー後、より実践的な練習を行うのであれば、やはりスポーツジムがおすすめです。目標タイムに合わせて時速を設定できますので、具体的にこのくらいのペースで走ればいいのだという感覚が身に付きやすいと思います。
また舗装路だけでなく公園の土や芝生、野山を利用したトレイルランを交えながらトレーニングを行うと、故障の予防にもなります。
早朝出勤や深夜の帰宅、夜勤もあって定期的にトレーニングするのは難しいから・・・とあきらめていた人へ。実は毎日走る必要はまったくありません。
トレーニングから3日以内のうちに走るようにさえすれば大丈夫。
むしろ筋肉を休める意味では、数日開けたほうがいいかもしれません。
その期間は自宅で筋トレやストレッチなど、軽く体を動かすようにするといいですね。
トレーニング計画は、1か月ごとの長いスパンで現実的に実現しやすい計画を立てましょう。
毎日走る、休日はすべてマラソンの練習に費やすなどのストイックな計画は、続かないもの。
雨の日や急な予定変更もOK。走ることって楽しい!と思えるようなトレーニングを行ってくださいね。
まとめ
いかがでしたか?ワイキキビーチやダイヤモンド・ヘッドの雄大な景色、終了後はおいしいロコフードやショッピングも楽しめるホノルルマラソン。
大会に合わせて様々なイベントも開催され、始めたばかりの初心者ランナーでも十分楽しむことができます。ホノルルマラソンを目標に、トレーニングを始めてみてはいかがでしょうか?
ケアスタッフ
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