コードブルー!の意味、知ってますか!?

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「コードブルー」と聞くと、某テレビ局で放送されていたドラマを思い出す人もいるかと思います。ドクターヘリで若い救急救命医が活躍するあれです。

 

ドラマのタイトルにもなっていた、この「コードブルー」。

もしかすると、実際に病院などで聞いた事がある方もおられるかと思います。

そもそもコードブルーとはどう言う意味なのでしょうか。

 

病院内での緊急放送

病院内の一斉放送の中に、スタットコールというものがあります。

スタットコールは、病院内で起こる緊急事態を知らせるもので、緊急招集を行う総称です。

多くの場合は、患者様の急変や蘇生処置等で緊急に人手が必要な場合に使われ、手の空いている医師、看護師等は診療科や担当に関わらず、その現場に向かうという事になっています。

 

「スタットコール!スタットコール!○病棟、△△△室へ」という放送があれば、○病棟の△△△室の患者様の容体が急変したので、医師、看護師は集合してください!と言う意味になります。患者様の急変時の様な緊迫した状況では、人員の確保は大きな武器になります。

各医療機関ではこうした緊急事態に備えて、病院内で放送の方法のルールを決めて職員に徹底しているのです。

 

 

各医療機関で決めるルールですので、スタットコールとは言わずに、「ハリードクター」「コール99」「エマージェンシー」等、様々なものが使われています。

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色で分類された緊急放送

一般的に緊急放送の内容を「色」で分類している場合もあります。

ただし、病院内で独自に決めるルールのため、下記の内容が全ての病院に当てはまる訳ではありません。あくまでも一般的な内容である事をご理解ください。

 

コードブルーの意味

患者様の容体が急変した際の緊急コール。

スタットコールの中でも最も一般的に使用されているものです。

この放送を聞いた医師、看護師は優先すべき処置や治療中でない限り、指定の場所に駆けつけて緊急蘇生を行う事が病院のルールとして決められています。

救急救命室等で使われている事が多く、某ドラマのネーミングもここから来ていると思われます。

 

コードレッドの意味

院内での火災発生を知らせる緊急コール。

火災報知器等の自動放送がない場合などに、職員に火災発生を通達するために使用されています。文字通り「レッド」=火を連想させるコールですね。

 

コードグリーンの意味

様々なテロの発生、テロにより多くの死傷者が出る可能性があることを知らせる緊急コール。テロなんて外国の話じゃないの!?などと考えている方も多いかと思いますが、病院を安全に運営する目的で、医療安全対策としてルール化している病院も増えてきています。

 

コードゴールドの意味

臓器移植対象となる脳死患者の発生を知らせる緊急コール。

特に自施設で移植を実施できる医療機関や、移植コーディネーター等への連絡を目的に使用されます。臓器移植も緊急蘇生と同じく時間との戦いです。

一分一秒を争う状況に対応するために、その他に色々な手順やルールが綿密に決められています。

 

コードホワイトの意味

病院内で不審者等が暴れたり、暴言を発する等のトラブル発生を知らせる緊急コール。主に警備員やガードマンを呼ぶ目的で、屈強な職員が招集されることになります。

 

    コードイエローの意味

    緊急で患者様の搬入依頼があった事を知らせる緊急コール。

    また別の意味で、患者様や患者様の家族の横暴(モンスターペイシェイト)等のトラブルを知らせる場合もあるようです。

     

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    患者様の容体急変時には、とにかく人手を集めることが、蘇生率向上や蘇生後の後遺症の発生低下に大きな影響を与えます。まずは人手(マンパワー)を集め、救急蘇生を行うことが大切です。

     

    また、各病院は安全に病院を運営するために、様々な医療安全対策を行っています。

    病院のHP等で、患者様向けにどの様な対策を行っているか公示している病院もたくさんあります。スタットコールや、各種緊急放送も患者様、医療従事者を守る医療安全対策の一つです。

     

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    医療従事者の方は、まずは自分の病院の緊急コールの内容を今一度確認して、万が一のその時に備えてください。

    患者様急変の緊急コールを聞いた時、「自分が行っても何もできないから…」「何か恥ずかしいし行きにくいな」といっている看護師を見かけたことがありますが、そんな余計な事を考える前に、まずは現場に急行してください!

    患者様のために必ず何かできる事はあるはずです。

     

    医療従事者以外の方や病院を訪れた時に、この様な緊急放送を聞いたら、医師や看護師の動きに注目してみてください。

    もしかしたら、某ドラマに出てくる様なスーパードクターに出会えるかも知れませんよ。

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